知らないと損するビタミンB12の重要性

知らないと損するビタミンB12の重要性

ビタミンB12

 

妊娠を希望する女性に葉酸摂取は推奨されていますが、ビタミンB12は特に国から推奨されているわけではありません。

 

「妊婦さんの場合は摂ったほうがいいと思うけど、妊活中なら気にすることないんじゃない?」

 

とか思っていません?

 

いえいえ、妊活女子にも大事な栄養素ですよ。

 

この記事ではビタミンB12の重要性と妊活女子にとってのビタミンB12について解説していきます。

 

目次

  1. 葉酸の相棒、ビタミンB12
    1. ビタミンB12の役割
    2. ビタミンB12の過不足による弊害は?
  2. 妊活女性にとってのビタミンB12
    1. 葉酸と協力して赤ちゃんを育てる
    2. 悪性貧血の予防になる
  3. まとめ

 

葉酸の相棒、ビタミンB12

葉酸は、受精卵の着床や胎児の成長に重要な役割を果たしますが、ビタミンB12はその葉酸の相棒ですので、当然こちらも重要な栄養素です。

 

また葉酸との協力以外にもじつは大事な役割を果たしていたりします。

 

ビタミンB12の役割

ビタミンB12は核酸(DNAやRNA)やタンパク質の合成に欠かせないビタミンです。

 

主な役割は3つあります。

ビタミンB12の主な役割

  • 造血作用
  • 正常な神経機能の保持
  • 睡眠の促進
造血作用

ビタミンB12は葉酸と協力して赤血球を作りだします。

 

赤血球は、骨髄内にある赤芽球という血液細胞が細胞分裂を繰り返すことによって生成されますが、この細胞分裂に重要な役割を果たすのが葉酸とビタミンB12です。

 

どちらか一方が不足してもうまく作り出せません。

 

正常な神経機能の保持

核酸(DNAやRNA)やたんぱく質の合成は、神経細胞が正常に機能することにも深く関係しています。

 

神経細胞がうまく作られないということは、脳から体の各所への伝達が正常に行われず、手足のしびれ、神経痛などの原因となります。

 

睡眠の促進

人の睡眠には、メラトニンというホルモンが大きな影響を与えています。

 

ビタミンB12にはこのメラトニンの分泌量を調節する役割があり、睡眠・覚醒のリズムを保つうえで重要な栄養素のひとつです。

 

ビタミンB12の過不足による弊害は?

ビタミンB12の摂取基準は、成人女性の場合1日2.4μgです(厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)[PDF]」)。

 

ビタミンB12を摂り過ぎたり、逆に不足した場合はどうなるのでしょうか?

 

ビタミンB12を過剰摂取すると?

ビタミンB12が体内に吸収されるためには、胃の細胞で分泌される内因子というタンパク質が必要です。

 

仮にビタミンB12を過剰に摂取したとしても、この内因子の分泌量の範囲内でしか体に吸収されないため、障害はほとんどありません。

 

ビタミンB12が不足すると?

ビタミンB12が不足すると

 

  • 悪性貧血
  • 神経障害
  • 動脈硬化

 

などの弊害の可能性があります。

 

ビタミンB12が不足しやすい人

人の体内では、腸内細菌によってビタミンB12が作られ肝臓で貯蔵されており、また必要量もごく微量のため、基本的には不足しにくいビタミンです。

 

ただし、ほとんど動物性食品にしか存在しないため、ベジタリアンなど極端な食事をする人は不足する可能性があります。

 

また、先ほど述べたように、ビタミンB12の吸収には胃の細胞から分泌される内因子が必要ですので、胃の摘出手術をした人などは注意が必要です。

 

妊活女性にとってのビタミンB12

さきほどビタミンB12の摂取基準は2.4μgと述べましたが、これが妊婦さんの場合はプラス0.4μg、授乳中の場合はプラス0.8μgとなります。

 

では妊活中の女性はどうでしょう?

 

厚労省の食事摂取基準では(妊娠していないので)2.4μgでいいようにも思われますが、

 

  • 妊活女性は葉酸摂取を推奨されていること
  • 過剰摂取による弊害がないこと

 

を考慮すれば、積極的に摂るべきなのではないでしょうか。

 

むしろ、葉酸だけを摂取するのは栄養バランス的によくないので、購入する葉酸サプリはビタミンB12も含まれたものを選ぶべきです。

 

葉酸と協力して赤ちゃんを育てる

実際、妊娠を確定する着床時や妊娠初期は、胎児の正常な細胞増殖が重要で、そのときに不可欠なのが葉酸とビタミンB12です。

 

何度も述べますが、葉酸はそれ単体ではうまく仕事ができず、ビタミンB12という相棒がいればこそです。

 

これで納得!妊活中から葉酸サプリを飲むべき3つの理由

 

悪性貧血の予防になる

また妊婦さんは貧血になりやすいものです。

 

普通貧血は鉄分の不足が原因ですが、貧血の症状が出た妊婦さんは悪性貧血にも注意しなければなりません。

 

悪性貧血は葉酸やビタミンB12不足が原因で起こるので、鉄分を補給しても改善しません。

 

妊娠前の妊活中から葉酸とビタミンB12をしっかり摂取していればこういった心配もしなくてすむでしょう。

 

巨赤芽球性貧血(悪性貧血)を予防する葉酸

 

まとめ

以上、ビタミンB12の役割をその重要性について述べてきました。

 

普通の生活ではビタミンB12不足はそれほど心配する必要はないですが、妊婦さんの場合はあらゆる栄養素を赤ちゃんの分も摂らなくてはいけません。

 

そして、葉酸は妊娠初期に非常に重要なビタミンですが、、ビタミンB12はけっこう盲点となる栄養素です。

 

妊活中からビタミンB12が配合された葉酸サプリを飲んでいれば、妊娠したその時も葉酸やビタミンB12不足になる心配はありません。

 

サプリ購入の際は必ずビタミンB12を含むものを選びましょう。

 

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