妊活を始める前に知っておくべきこと

妊活を始める前に知っておくべきこと

リラックスした女性

 

妊活は、シャカリキに頑張るものではありません。

 

むしろ、頑張らないでください。

 

これは妊活を始める方全員に知っておいてほしいことです。

 

なぜ「頑張らなくていいのか」を説明していきます。

 

目次

  1. 妊活は頑張りすぎないことが大事
    1. 妊娠力は夫婦で高める
    2. 妊活をストレスにしない
    3. リラックスした妊活が妊娠への近道
    4. 燃えるセックスは妊娠しやすい?
  2. まとめ

 

妊活は頑張りすぎないことが大事

不妊治療不妊」という言葉をご存知ですか?

 

これは不妊治療に没頭するあまり、治療自体が強いストレスとなってしまい、逆に妊娠しにくい状態になることです。

 

また不妊治療を行っていなくとも、「妊娠したい」という思いが強すぎて、パートナーと温度差ができてしまい、セックスの回数が減るなど妊娠の確率が下がり、それが原因でまたストレスになる、という負のスパイラルに陥るカップルも多いようです。

 

これから妊活を始めようとする方は、まず気負い過ぎないように気を付けてください。

 

特に夫婦での温度差は、「妊娠力」を低下させます。

 

妊娠力は夫婦で高める

この記事を読まれているあなたは、おそらく「早く子供が欲しい!」「妊活頑張る!」と考えておられると思いますが、あなたのパートナーはどうでしょう?

 

あなたの妊活を理解されてますか?

 

一緒に妊活を頑張ってくれそうですか?

 

もしそうでなかったら、きちんと思っていること、考えていることを話しましょう。

 

というのも、不妊で悩む方の多くが、「妊娠したい」という思いが強すぎて一人でつっ走ってしまい、パートナーはそれを負担に感じ、夫婦仲が悪くなってしまうからです。

 

また、受精の確率を高めるためには排卵日を把握するのが有効ですが、この排卵日を意識するあまり、その日以外のセックスを「無駄なセックス」と考えてしまったり、排卵日前後にするセックスがただの「子作りのためだけのセックス」になってしまいがちです。

 

これは男性にとっては精神的プレッシャーになり、勃起不全(ED)などの原因にもなります。

 

このように、女性の側の「妊娠したい」という思いが強すぎると、「夫婦力」が低下し、逆に妊娠する確率を下げてしまう可能性があるのです。

 

妊活をストレスにしない

また、女性自身のストレスも見逃せません。

 

自然妊娠に重要な働きをする女性ホルモンの分泌は、ストレスの影響を大きく受けます。

 

排卵や着床といった妊娠するうえで非常に重要なプロセスは、卵胞刺激ホルモンや黄体ホルモンなど、さまざまなホルモンによって命令がくだされます。

 

そしてこのホルモンの分泌は、脳下垂体にある視床下部という器官が司令塔になっています。視床下部は非常にデリケートで、ストレスの影響をたいへん受けやすい器官なのです。

 

ストレスをためればホルモンの分泌に支障をきたし、体の各部が妊娠する体を作ろうとせず、結果妊娠しにくくなってしまいます。

 

「私はこんなに頑張っているのに夫は協力的じゃない」と悩む女性が多いですが、このようなストレスはできれば避けたいもの。

 

妊活を始める前に、夫婦で認識を共有しておきましょう。

 

リラックスした妊活が妊娠への近道

このサイト内にも、妊活に関するさまざまな情報を掲載していますが、全てを完全にこなそうなどと考えないでください。

 

「やらなければならない」は積み重なれば重なるほどストレスになります。できることを一つずつ、「ちょっとやってみよう」というスタンスが妊娠への近道になるはずです。

 

妊活に「健康」は重要ですが、これは肉体的な健康だけではなく、精神的な健康も大事なのです。

 

実際、不妊に悩むカップルが気分転換に二人で海外旅行に行ったら妊娠した、という話もよくあることだそうです。

 

燃えるセックスは妊娠しやすい?

当たり前ですが、セックスをしなければ妊娠しません。そしてセックスの回数が少ないより多いほうが妊娠しやすいのも、これまた当然の話です。

 

しかし、妊娠を意識するあまりセックスを楽しめなくなり、回数が減ってしまうということが多々あるようです。

 

セックスが作業になってしまうのは、科学的にもよくありません。

 

弱アルカリ性の精子にとって、普段は酸性である女性の子宮は大変過酷な場所です。

 

しかし、子宮から膣に向かって出される「頸管粘液(けいかんねんえき)」は弱アルカリ性で、精子を守り子宮に入りやすくしてくれます。

 

この頸管粘液は、女性が感じるほど分泌量が多くなります。

 

これはつまり、精子が子宮に向かう量を増やし、受精する確率を高めます。

 

また精子は勝手に子宮に向かうのではなく、子宮の収縮によって吸い上げられます。

 

女性がセックスで感じることがが多ければ、それだけ子宮の収縮する回数も多くなるのです。

 

愛のある、燃えるセックスが妊娠しやすいことは、科学的に説明できることなのです。

 

排卵日を予測してセックスをすることは大事ですが、それだけを目的にするセックスにならないよう、注意してください。

 

頸管粘液

 

頸管粘液は、子宮と膣をつなぐ子宮頚管を満たしている粘液のことです。普段の子宮頚管内は酸性の液で満たされ雑菌の侵入を防いでいますが、排卵が近づくと弱アルカリ性の頚管粘液が分泌され、精子の子宮到達を手助けします。いわゆる「おりもの」と呼ばれているものです。

 

まとめ

今日から妊活を始める方は、どうぞ肩の力を抜いてください。

 

妊活は「急がば回れ」です。

 

健康的な生活は妊娠には必ず必要ですが、体の健康を気遣うあまり心の健康を損なっては意味がありません。

 

ゆっくりのんびり、そして夫婦で今いる場所をしっかり確認しあいながら、妊活に取り組んでください。

 

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